あらゆる災害、
あらゆるフェーズ、
あらゆる立場で
マネジメントできる
人材を養成します。

災害大国である我が国の災害医療において現在求められている医療人材とは、
平時から災害の種類にかかわらず災害対応体制を整備し、
発災後は急性期のみならず慢性期までのあらゆるフェーズで
実効的に対応することができる人材です。

津波や地震などの自然災害のみならず
福島原発事故に代表されるCBRNE災害など、
人為災害にも適切に対応できる能力、
避難者、被災地住民のヘルスケアをより効率的に実行できる能力、
それらの活動を多職種のチームで恊働する能力、
多組織と円滑に連携し災害医療救護活動を展開できる能力、
私たちは、これらの技術と知識を持つ人材を育成したいと考えています。

実践的なスキルを身につけ、現場で指揮をとる「コンダクター」として
今後の我が国や世界の災害医療の向上に寄与することができる人材を養成します。

※CBRNE災害:化学:Chemical、生物:Biological、 放射性物質:Radiological、 核:Nuclear、 爆発物:Explosiveによる災害

プログラム概要PROGRAM

本事業では、未曾有の災害対応経験を持つ東北大学と福島県立医科大学が協動し、実践的な災害対応スキルを有する「コンダクター型災害保健医療マネジメント人材」を養成します。 両大学の強みを生かし、自然災害、CBRNE災害、それらを合わせた複合災害に対応でき、かつ様々な職種とチームとして恊働するとともに他組織と連携し、急性期から慢性期にかけて現場でも後方でも対応できる能力をあわせ持つ人材育成を目指します。

東北大学・福島県立医科大学の
東日本大震災対応経験

  • 東北大学

    東北大学
    地域災害医療救護統括経験
    • 被災地前線より患者の受け入れ経験
    • 中長期の保健医療支援経験
    東北大学

    東日本大震災において、急性期には後方支援として被災地最前線である沿岸部から多数の患者受け入れる応急的対応経験に加え、亜急性期以降の被災住民に対する保健医療支援の経験を有しています。
    医学系研究科、東北大学病院、歯学研究科に加え、巨大災害に対応するための新たな学際的研究集団組織である災害科学国際研究所が本事業に全面的に参画します。

  • 福島県立医科大学

    福島県立医科大学
    福島原発事故対応経験
    • 中長期の放射線災害支援経験
    福島県立医科大学

    我が国において初めてとなる放射線災害対応の実動を行った大学であり、かつ統括DMAT等の災害急性期に活動するDMATのインストラクターを多数有し、また「高度被ばく医療支援センター」「原子力災害医療・総合支援センター」にも指定されています。医学研究科、大学附属病院が本事業に全面的に参画し、主にCBRNE対応実習、災害急性期活動実習、災害派遣セミナーなどの企画運営を担当します。

人材育成目標OBJECTIVE

「コンダクター」として総合的なオペレーション能力を持ち、
さらに現状の課題を抽出して研究や次の災害への準備を進め、
今後の我が国や世界の災害医療の向上に寄与することができる人材を養成します。

コンダクター型災害保健医療人材

コースのご紹介COURSE

履修証明プログラムから、修士・博士課程、専門医資格取得まで多彩なコースで構成されています。

  • 災害マネジメントコース
    (履修証明プログラム)

    災害マネジメントコース(履修証明プログラム)
    対象 医師、歯科医師、看護師、薬剤師、その他医療職(医療関連行政職、病院職員など)
    アウトカム 履修証明書交付、宮城県災害医療ロジスティックスタッフ(宮城県受講者)

    多様な災害の様々な局面への対応の在り方、災害急性期の医療・保健対応だけでなく、慢性期のヘルスケア(歯科、精神医学など)や原子力災害など特殊な災害への対応を実践的に学修します。さらに、地震、津波などの科学、備えと避難に関する科学など、災害を多角的な視点で学ぶことができます。本コース修了時には、職業能力証明として東北大学「履修証明書」を発行することができます。

    • 申込み書類送付先

      〒980-8574 
      宮城県仙台市青葉区星陵町1-1
      東北大学病院
      総合地域医療教育支援部 宛
      ※封筒表面に「履修証明プログラム申込書 在中」と記載ください
    • 問い合わせ先

      東北大学病院
      総合地域医療教育支援部
      TEL:022-717-7587
      FAX:022-717-7508
      E-mail:administ@soushin.hosp.tohoku.ac.jp
  • 社会医学系専門研修コース
    (資格認定コース)

    社会医学系専門研修コース(資格認定コース)
    対象 2年間の臨床研修を修了した医師で、宮城県保健福祉部(基幹施設)または東北大学(連携施設)内の宮城県から連携に指定された分野に所属する者。
    アウトカム 社会医学系専門医資格取得

    災害マネジメントコース(履修証明プログラム)の講義科目と実習科目を選択履修しつつ、同時に宮城県社会医学系専門研修プログラム(PDF)登録を行い、社会医学系専門医資格を取得するコースです。専門研修プログラムの中の宮城県が定める「経験すべき課題」(大規模災害対策、パンデミック対策など)については、災害マネジメントコース科目の履修により経験しながら、専門医資格取得のために必要な実習やeラーニングを別途受講していただきます。災害マネジメントコース(履修証明プログラム)の修了要件を満たせば、東北大学の履修証明を得ることも可能です。

    • 申込み書類送付先

      〒980-8574 
      宮城県仙台市青葉区星陵町1-1
      東北大学病院
      総合地域医療教育支援部 宛
      ※封筒表面に「社会医学系専門研修コース申込書 在中」と記載ください
    • 問い合わせ先

      東北大学病院
      総合地域医療教育支援部
      TEL:022-717-7587
      FAX:022-717-7508
      E-mail:administ@soushin.hosp.tohoku.ac.jp
  • 大学院コース(修士課程)
    ※東北大学 ※長期履修制度活用 (2020年度設置予定)

    大学院コース(修士課程)
    対象 医師、歯科医師、看護師、薬剤師、その他医療職(医療関連行政職、病院職員など)
    アウトカム 修士(公衆衛生学または医学)

    「災害マネジメントコース」科目による災害保健医療の実践教育のみならず、災害科学・医学をテーマに修士論文を作成(医科学専攻)、または課題研究を実施(公衆衛生学専攻)することで、修士号を取得することができます。これにより災害を科学的に分析できる研究者としてキャリアアップが可能です。特に、公衆衛生学専攻を修了すれば、医療従事者(医師・歯科医師を含む)が国内外での保健医療活動に有効な「修士号(公衆衛生学:MPH)」を取得できます。

  • 大学院コース(博士課程)
    ※東北大学 ※長期履修制度活用 (2020年度設置予定)

    大学院コース(博士課程)
    対象 医師
    アウトカム 博士(医学)

    本コースでは、後進の指導と新たな人材養成を行う指導者となる災害科学・医学の研究者を養成します。災害保健医療の実践教育のみならず、災害科学・医学の研究に従事し、災害科学・医学をテーマに博士論文を作成することで、医学博士を取得することができます。社会人入学による長期履修制度を活用すれば、働きながら学ぶことも可能です。

プログラム実施体制SYSTEM

本プログラムは、東北大学が福島県立医科大学と連携して実施します。

東日本大震災における未曽有の災害対応活動に基づき両大学の強みを生かした実践的人材育成プログラムを構築 東日本大震災における未曽有の災害対応活動に基づき両大学の強みを生かした実践的人材育成プログラムを構築

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運営委員会名簿ROSTER

  • 八重樫 伸生 所属(研究科・専攻等)・職名
    • 東北大学大学院医学系研究科長・医学部長
    事業における役割
    • プログラム運営委員会委員
  • 竹石 恭知 所属(研究科・専攻等)・職名
    • 福島県立医科大学医学部長
    事業における役割
    • プログラム運営委員会委員
  • 冨永 悌二 所属(研究科・専攻等)・職名
    • 東北大学副学長
    • 東北大学病院長
    • 東北大学病院
      災害対応マネジメントセンター
      総括本部長
    事業における役割
    • プログラム運営委員会委員
  • 佐々木 啓一 所属(研究科・専攻等)・職名
    • 東北大学大学院歯学研究科長・歯学部長
    事業における役割
    • プログラム運営委員会委員
  • 今村 文彦 所属(研究科・専攻等)・職名
    • 東北大学災害科学国際研究所長
    事業における役割
    • プログラム運営委員会委員
  • 森野 一真 所属(研究科・専攻等)・職名
    • NPO法人災害医療ACT研究所代表
    • 山形県立中央病院副院長
    事業における役割
    • プログラム運営委員会委員
  • 石井 正(事業責任者) 所属(研究科・専攻等)・職名
    • 東北大学病院・総合地域医療教育支援部教授
    • 東北大学病院
      災害対応マネジメントセンター
      災害コーディネート部門長
    事業における役割
    • 事業総括
    • プログラム運営委員会委員長
    • 東北大プログラムディレクター(兼務)
    • プログラム運営企画委員会委員長
  • 島田 二郎 所属(研究科・専攻等)・職名
    • 福島県立医科大学附属病院
      ふたば救急総合医療センター 教授
    事業における役割
    • プログラム運営委員会副委員長
    • プログラム運営企画委員会副委員長
    • 福島県立医科大学プログラムディレクター
  • 長谷川 有史 所属(研究科・専攻等)・職名
    • 福島県立医科大学医学部・
      放射線災害医療学講座教授
    事業における役割
    • プログラム運営委員会委員
    • プログラム運営企画委員会委員
    • 福島県立医科大学カリキュラム責任者